マスク生活でほうれい線が悪化?マスクの下でも若々しい肌を!

2020.12.25


新型コロナウイルスにより「新しい生活様式」としてマスク着用が義務付けられ、日常の必須アイテムとなったマスク。
毎日マスクを付けることによって、ほうれい線が深くなったという女性が増えているそうです。
どうしてマスクを付けることでほうれい線が深くなるのか、原因を調べていきましょう!

マスクの着脱でほうれい線が悪化する原因

乾燥によるバリア機能の低下

前回のコラムでお伝えした通り、マスクを付けることによって肌は乾燥します。
乾燥の原因はマスクと肌の摩擦による肌トラブルです。
マスク着脱時に内側にこもっている水分が蒸発することで、温度や湿度が変化し、急速に肌の水分を奪われることで肌の乾燥が起きます。
肌が乾燥して水分を失うと肌のバリア機能が低下し、ほうれい線の跡が残りやすくなってしまいます。
肌が乾燥している状態をそのまま放置しているとほうれい線が肌に深く刻まれてしまいます。
乾燥によるバリア機能低下を防ぐには、きちんとした保湿ケアが必要です。

口呼吸による表情筋の衰え

マスクをしていると鼻呼吸では苦しくなり、口呼吸になることが多くなります。
それに加え、マスクを着けたままの状態が長くなると、人に表情を見られることも少なくなるため口角を上げるなど、表情を作ることが少なくなります。
口の筋肉の多くは表情筋と繋がっています。
表情筋を使わない=表情筋が衰えることで、皮膚が垂れ下がり、ほうれい線が深くなります。
対策として、鼻呼吸を意識することや口の周りの筋肉の「口輪筋」「咬筋」を鍛えて肌を引き上げることが重要です。

マスクによるほうれい線の悪化対策

顔のマッサージによるほうれい線対策

マスクの着用が原因で、皮膚が垂れ下がった口周りの筋肉(口輪筋、咬筋)を鍛える方法をご紹介します。
 

咬筋をほぐすマッサージ

まずは食べ物を咀嚼するときなどに使用する咬筋をほぐすマッサージです。
咬筋をほぐすことにより小顔ケアにも効果があります。
➀耳の手前に指を添え噛みしばった時に張り出て部分が咬筋です。
➁その部分をぐるぐると小さな円を描くようにマッサージします。
➂10回1セットで1日のうち時間のある時に行いましょう。
 

ほうれい線のケアマッサージ

いつまでも若々しい印象の顔に!ほうれい線対策のコラムにも記載されていますが、フェイスマッサージで表情筋を鍛えましょう!
➀口角に人差し指と中指の腹を優しくあてます。
➁ほうれい線の頂点へ向かい、優しく引き上げるように円を4回描きます。
➂小鼻の横のくぼみを指で軽く押しながら引き上げます。
この動作を2セット行います。

保湿ケア

ほうれい線の大敵になる乾燥を防ぐためにしっかりと保湿をしましょう!
マスクをしているといつもの状態よりも肌が乾燥してしまいますので、化粧水に加え美容液なども使用してしっかり保湿しましょう!

マスクを着けたままでもできるヨガもおすすめ!

マスクを付けたままでもできるほうれい線に効果のある顔ヨガをご紹介します!

➀口を閉じてはと唇の間に舌を置き、そのままほうれい線に沿って大きく舌を1回転させます。
➁右回り、左回り各20回ずつ行いましょう。

まだまだ続くマスク生活の中、表情筋を鍛えてしっかり保湿をして、ほうれい線に負けない素顔になりましょう!

執筆・監修者
大人肌研究所 研究員 中山

当記事は、大人肌研究所の研究員の嶋野が執筆と監修をしています。
大人肌研究所のお肌悩み研究では、大人の肌悩みに関する基礎知識やスキンケアの方法をご紹介しています。
大人の肌悩みを改善するためのケア商品も販売しています。
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