目元のたるみ原因と対策

2020.09.29

老け顔の一番の原因は目もとのたるみだった!


歳を重ねるごとに少し老けた印象になったと感じませんか?


歳を重ねるごとに少し老けた印象になったと感じませんか?
その印象を一番植え付ける原因はズバリ「目もとのたるみ」なんです!
「目もとのたるみ」は顔の中でも一番早く年齢のサインが出やすく、老け顔の印象を強くしてしまいます。「目もとのたるみ」は“老け顔”だけでなく“疲れた顔”という印象にもつながってしまいますので、何とかしたいですね!

そこで、
今回は、目もとのたるみの原因とその対策を詳しくご紹介します。

目もとのたるみの原因は4つ!

目もとのたるみ原因1:目もとの筋力の衰え


顔の表情筋

目もとのたるみの大きな原因は、「眼輪筋(がんりんきん)」などの目の周りの筋力の低下です。眼輪筋とは、眼球をクッションのように支え脂肪が前に出てこないように支える役割を担っています。しかし筋力が低下し、脂肪を支えられなくなると重力に負け、下へ垂れ下がっていくことでたるみが発生してしまいます。眼輪筋の筋力低下は、加齢も原因の1つですが、普段からこの筋肉を使えていないことも原因になります。
 

目もとのたるみ原因2:脂肪によるたるみ


涙袋の大きい目もと

目もとのたるみの原因の1つに脂肪があります。涙袋が大きい方は、たるみが起こりやすいのです。涙袋は眼窩(がんか)脂肪という眼球をクッションのように支えている脂肪になります。眼輪筋の筋力が低下するとこの眼窩脂肪が重力で圧迫されます。その結果、涙袋がより大きく垂れ下がったように目立つようになります。これが目もとのたるみになります。

目もとのたるみ原因3:加齢や紫外線よるハリ・弾力の低下

加齢や紫外線の影響で真皮層にあるハリをつかさどるコラーゲンやエラスチンの減少も目もとのたるみを引き起こす原因となります。「顔のたるみをなんとかしたい方必見!見た目年齢を決める顔のたるみの原因と対策」でも記載していますので、気になる方はチェックしてみてください。

目もとのたるみ原因4:目の酷使や刺激

生活に欠かせないスマホや仕事でPCをよく使われる方は、画面を見る際に目がピントを合わせようとする際に目の周りの筋肉が緊張するため、凝り固まり血流が悪化します。
血流不良になると栄養や水分がしっかりと行き渡らず、たるみだけでなく、クマやくすみの原因にもなりますので注意が必要です。

 

簡単!毎日たったの2~3分でできる目もとのたるみ対策!


目もとのたるみの対策として、毎日のスキンケアは是非しっかり行うべきですが、それと併せておススメな目もとたるみ対策をご紹介します。
慣れてしまえば1日たった2~3分でできますので、毎日実践して、すっきりした目もとを目指しましょう!
 

対策1:目もとのリンパを流すツボおしとマッサージ(所要時間:60秒)


目もとのリンパを流すツボおしとマッサージ画像

まずはこれから行うマッサージをより効果的なものにするための下準備として、リンパ節の滞りを解消しておきます。耳の手前をリンパが通っているのですが、ここが凝り固まっているとリンパの流れが悪く、老廃物がスムーズに流れにくくなります。そこで、この部分を指でグリグリツボ押しのようにほぐしてください。その際、こすりすぎないように美容液やクリームなどで滑りをよくしてグリグリしましょう。
次に写真にある番号の順番に沿って、やさしくマッサージしていきましょう。ポイントは、やさしく、耳もとのリンパ節へしっかり流す、です。目もとは、皮膚が薄くデリケートですので、絶対に強くせず、必ず美容液やクリームで滑りをよくしてマッサージしてください。

マッサージする流れ

対策2:眼輪筋を鍛える!エクササイズ(所要時間:60秒)

①目回しエクササイズ

簡単に眼輪筋全体を鍛えるエクササイズです。

簡単に眼輪筋全体を鍛えるエクササイズ

目を見開き、正面を向いて両目の眼球を同時にぐるっと回します。
眼輪筋を意識しながら右回りを1回したら、左回りを1回。これを5セット行いましょう。
POINT!できる限り大きくゆっくりと回してください。
 

②目見開きエクササイズ

まぶたに負荷をかけて眼輪筋の筋トレを行います。

まぶたに負荷をかけて眼輪筋の筋トレ

指で眉下までまぶたを引き上げ固定します。
これも眼輪筋を意識しながらそのまま目を閉じます。目を閉じたまま5秒キープします。
(完全に目が閉じれていなくても大丈夫です。)
これも5セット行いましょう。

POINT!白目をむいたような目つきになるので、人に見られないようにやりましょう/

 

③うす目開きエクササイズ


うす目開きエクササイズ

下まぶたのエクササイズです。
まず、上まぶたが動かないように上まぶたを指で押さえます。
あとは、下まぶたの眼輪筋を意識して、うす目(細目)にして5秒間キープします。
これも5セット行いましょう。

対策は簡単なので是非毎日続けてください。即効性はありませんが、やっているのとやっていないのとでは、5年後10年後の目もと年齢に違いが出てくるはずです!
目もとにたるみのない若々しい印象を保ち続けましょう!

執筆・監修者
大人肌研究所 研究員 中山

当記事は、大人肌研究所の研究員の嶋野が執筆と監修をしています。
大人肌研究所のお肌悩み研究では、大人の肌悩みに関する基礎知識やスキンケアの方法をご紹介しています。
大人の肌悩みを改善するためのケア商品も販売しています。
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