乳液洗顔のやり方とは？朝に行うべきスキンケアまとめ

乳液洗顔とは？

乳液洗顔とは、洗顔料の代わりに乳液を使って洗顔をすることを指します。

乳液の油分で肌表面の汚れを浮き上がらせ、汚れを洗い流します。
保湿成分が配合されている乳液は、一般的な洗顔料で洗うより肌にとってダメージが少ないのが特徴です。

乳液洗顔を行うメリット

乳液洗顔の魅力は、肌にとって必要な油分を守りながら洗えることでしょう。

メイクや皮脂汚れをしっかり落とすクレンジングに加え、洗浄力が強い洗顔料を使うと肌をすこやかに保つために必要な水分や油分も落としてしまうことが。

どんな洗顔料を使っても突っ張り気味、洗い上がりにしっとり感がないという乾燥肌気味の方は、一度試してみるといいかもしれません。

乳液洗顔は肌ストレスが比較的少ない

洗顔料には界面活性剤という成分が入っているものもあり、皮脂汚れを落としやすくさせてくれます。
その反面長時間洗ったり、頻繁に洗ったりすると肌にとってダメージとなります。

乳液には水と油がバランスよく含まれているほか、洗浄成分は含まれていません。乳液を使うことで、肌にかける負担を極力少なくした洗顔が可能です。

乳液洗顔で乾燥や肌荒れを予防する

保湿力の高い乳液を用いることで、肌への負担を軽減しつつ、同時に保湿をしながら洗顔ができる乳液洗顔。

肌をしっかり保湿することで、乾燥や乾燥による肌荒れを予防する効果が期待できます。
洗顔と同時に肌にうるおいを与えてくれるので、一石二鳥の洗顔方法ともいえます。

乳液洗顔で注意すべき点

乳液洗顔を取り入れることで乾燥を防ぐ効果が期待できる一方で、肌質や洗顔のタイミングや、使う乳液によってはおすすめできない場合があります。

乳液洗顔の注意点

1. 乳液洗顔はオイリー肌にはおすすめできない

皮脂分泌の多いオイリー肌の方には、乳液洗顔は不向きです。
乳液には油分が含まれており、元から油分が多い肌質の方にさらに油分を与えてしまうとテカリの原因になります。

過剰な油分が肌に溜まっていると、ニキビや肌荒れが起きる場合もあるため、洗浄成分のある洗顔料でケアする方がおすすめです。

2. 乳液洗顔ではメイクは落とせない

乳液洗顔をするタイミングは基本的に朝です。また、乳液洗顔ではメイクが落とせないため、クレンジングが必要です。
日中メイクや外出をして、汚れを落とさなくてはいけないときは必ず洗浄成分が含まれているものを選ぶようにしましょう。

3. 乳液をたっぷり使う必要がある

乳液洗顔をする際は肌に摩擦が起こらないよう、かなり多くの乳液を使います。
高級な乳液を使っている方にとっては経済的に痛手になります。

もったいないからという理由から使う乳液を減らして洗顔すると、乳液洗顔で期待できる効果を感じにくくなります。
乳液洗顔を使うときはコスパがよく、かつ保湿成分がたっぷりと入ったものを選ぶのがおすすめです。

乳液洗顔の正しいやり方

乳液洗顔は実は非常に簡単で、乳液があればすぐに実践できます。所要時間も長くなく、1分程度で手軽にパパッと済ませられるのも特徴です。
まずはスタンダードな方法からご紹介します。

1. 乳液洗顔では通常の2〜5倍の量をとる

まずは、普段スキンケアで使う2倍の量を手に取ります。
目安は500円玉くらいの大きさで、顔全体をしっかりとカバーできる量を意識しましょう。

多く取りすぎても肌にとってダメージを与えることはなく、むしろ少ないと肌への摩擦が強くなることがあるので、遠慮せずにたっぷり使うのがベターです。

2. 乳液を優しく顔全体に塗る

手に取った乳液は顔のパーツごとにくるくると縁を描くように馴染ませていきます。
パーツの大きいおでこからこめかみ、目元、鼻、頬、フェイスライン、首の順番に塗り忘れがないように塗り込んでいきましょう。

乳液はそのまま肌に残っても問題ないので、デコルテ周りのマッサージを同時に行うのもおすすめです。

3. ぬるま湯で乳液を洗い流す

乳液を塗り終わったら30〜35度程度のぬるま湯で洗い流していきましょう。
水でも問題はないですが、しっかりと汚れが落ち切らない場合もあるので、少し温かさを感じる程度のぬるま湯がおすすめです。

乳液洗顔後も化粧水と乳液で保湿する

乳液洗顔後は、いつもよりもっちりとした感覚を味わえるかもしれませんが、通常通り化粧水と乳液で保湿しましょう。
洗顔後の肌は乾燥がしやすいデリケートな状態なので、そのまま放置せずに、化粧水から乳液、クリームまで欠かさず行ってください。

スキンケアを時短で済ませるにはオールインワン

忙しくてスキンケアに割ける時間が短い方や面倒な方におすすめなのが、オールインワン。
化粧水や乳液、美容液などの成分がまとまっているため1ステップで完了します。

「I・B・Oハトムギ配合モイストリッチジェル」は化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックの5つの役割が入ったオールインワンの保湿ジェルです。
2種類の北海道産のハトムギ由来エキス（※1）が、みずみずしく滑らかな肌へ整えてくれます。

パルミチン酸レチノール（※2）、プラセンタエキス（※2）、杏仁オイル（パーシック油）（※2）をたっぷり配合しており、高保湿なのも魅力！
鉱物油、パラベン、アルコール、香料、着色料が無添加なのもうれしいポイントです。

顔周りはもちろん首元のスキンケアにも使用できます。
オールインワンジェルで手軽にスキンケアがしたい、高保湿のスキンケアでしっかり保湿したいという方におすすめです。

（※1）保湿成分：加水分解ハトムギ種子、ハトムギ種子エキス（大人肌研究所 公式HPより）
（※2）すべて保湿成分

集中保湿するなら美容液をつける

普通肌の方や化粧水と乳液だけで完結できている方はそれだけでスキンケアは十分ですが、より保湿力に特化した化粧品が美容液やクリームです。
「クロノレスト エクソルセラム」は、エイジングケア（※1）ができる美容液。

鉱物油・パラベン・アルコール・香料が含まれていない肌に配慮した設計になっているのが嬉しいポイント。
ナイアシンアミドを（※2）配合していて、肌にうるおいを与え乾燥しにくい状態へと整えます。
普段のスキンケアにプラスして年齢肌をケアしたい方におすすめです。

（※1）年齢に応じたケア
（※2）保湿成分

乳液洗顔の効果を高めるやり方

手軽にできる乳液洗顔のやり方は今ご紹介したとおりですが、より効果を高めるために行っておきたいポイントもあります。
洗顔前の一手間が特に重要になります。

乳液洗顔前に蒸しタオルを顔にのせる

乳液洗顔の効果をより感じやすくするための1ステップは蒸しタオルを顔にのせることです。
蒸しタオルを使うことで一時的に肌の血行がよくなり、肌も柔らかくなります。
この状態にすることで、洗浄力の低い乳液洗顔でも不要な汚れが落ちやすくなります。
蒸しタオルはタオルを濡らして軽く絞り、電子レンジで30秒～1分ほど温めるだけで作れます。
取り出してすぐは熱いので、やけどに注意してください。電子レンジから出したら叩くようにパタパタと空気を含ませて適温に調節しましょう。

タオルを外すタイミングはタオルの表面が冷め始めた時です。肌質や乾燥具合によっては1度ではなく2回行うのもおすすめです。

スチーマーは蒸しタオル代わりになる

自宅にフェイシャルスチーマーがあれば、蒸しタオルを作らなくても蒸気を顔に当てるだけで代用になります。
座っているだけで肌をやわらげてくれるので非常に便利な美容家電です。

乳液洗顔のやり方を知って実践してみよう

今回は乳液洗顔のやり方からメリットデメリット、より一層効果を高めるやり方までご紹介しました。
肌をいたわりながら洗顔できるので、ダメージが少ないのが大きな特徴。そして手軽にできるので、気になる方はぜひ実践してみてください。