洗顔は水とお湯どちらがいい?水を使う注意点や洗顔時の適温を解説

2022.08.26

洗顔は水とお湯どっちを使うのがいい?



洗顔をする際は水とお湯の中間にあたる、ぬるま湯を使うのがいいでしょう。

夏は冷たい水で、冬は温かいお湯で顔をすすぐ方は多いはず。
しかし、冷たすぎる水は顔に付着した汚れが落ちにくく、熱すぎるお湯を使うと肌にとってダメージになってしまう可能性があります。

なぜぬるま湯で洗顔をするのがいい?



ぬるま湯で洗顔をすることで、顔の汚れを落としつつ、肌に必要な皮脂を残すことが可能です。

汚れや皮脂をしっかり落とすために40℃近いお湯で何度もすすぐと、肌の水分バランスを保つのに必要な油分まで流してしまいます。

温度の高いお湯で必要以上にすすぐことで洗顔後の乾燥が進み、あらゆる肌トラブルの原因にもなりかねません。

洗顔は何度のぬるま湯が適温?



ぬるま湯洗顔の適切な温度は30℃〜37℃です。
手に取ったり顔にかけたりした時に、少し冷たさを感じられる温度であれば適温といえます。

冷たい水で洗顔をするのはよくない?



冷たい水で顔を洗うとスッキリしたり、毛穴が引き締まった気持ちになりますが、肌にとってはあまりよくありません。

肌についている古い角質や皮脂は固まっている状態で、水だけで洗い流すことは難しいです。
体温に近いぬるま湯と洗顔料を併用することで、皮脂や汚れが落としやすくなります。

余分な皮脂や汚れが残ったままにしておくと肌のザラつきの原因になるだけでなく、毛穴に詰まった皮脂が炎症を起こしてニキビの原因になってしまうこともあります。

冷たい水で毛穴は引き締まる?



「洗顔の最後は冷たい水で毛穴を引き締める」という方法も、実はNG。

一時的には毛穴が引き締まりますが、体温によってその効果は徐々に薄れていきます。
毛穴を引き締めようとするあまり冷たい水でバシャバシャ洗うと、かえって肌に負担がかかってしまいます。

皮膚が比較的薄い方や、敏感肌の方は赤ら顔の原因にもなりかねません。

肌を清潔に保つおすすめの洗顔方法



ここからは正しい洗顔の方法について解説していきます。
洗顔料をつける前からつけた後まで、項目は大きく分けて5ステップ。
ポイントを押さえて丁寧に行うことがすこやかな肌を作るために必要です。

  1. 予洗いをする
  2. 洗顔料を泡立てる
  3. 優しく洗顔をする
  4. 洗顔料を洗い流す
  5. 水気を取る

洗顔前はぬるま湯での予洗いをする



洗顔の際は、まずはぬるま湯で顔についた汚れやホコリを軽く洗い流します。

乾いた肌にいきなり洗顔料をのせるのは避けましょう。
あらかじめ肌を濡らしておくことで洗顔料のなじみがよくなるのはもちろん、洗浄成分が肌に直接つくことを防ぎ、洗顔時の刺激を軽減できます。

洗顔料は丁寧に泡立てる



洗顔料は水を加えながら泡立てた状態で顔にのせましょう。

洗顔料は濃密な泡を作り、手のひらと肌を擦り付けないように洗顔するのがポイント。
手のひらだけでモコモコの泡を作るのが難しい場合は、泡立てネットを使うと便利です。

またペースト状の洗顔料は、洗顔料を水で薄めないと肌にとって刺激になりうるため、汚れや脂っぽさが気になる場合も必ず水を含んだ手やネットで洗顔料を泡立てましょう。

Tゾーンから優しく洗顔をする



泡立てた洗顔料は、まず皮脂分泌の多い額から鼻にかけてのTゾーンにのせて、その後顔全体に塗り広げていきます。
洗顔は摩擦が禁物であるため、肌の上で泡を転がすように意識しましょう。

テカリやすい部分は念入りに洗顔するのがベターですが、長時間の洗顔はかえって乾燥の原因になってしまうため、10〜30秒程度で終わらせられるのが理想です。

顔に洗顔料が残らないように念入りにすすぐ



すみずみまで洗顔した後は、洗い残しがないよう丁寧にすすぎます。

洗顔料をすすぐ際は、ぬるま湯を使うようにしましょう。
額と髪の毛の境目や、耳から顎にかけてのフェイスラインは洗顔料が残りやすいため、鏡でチェックしながら落としていくのがおすすめです。

手でゴシゴシと洗顔料を落とすと肌へのダメージになるため、なるべく肌に手が触れないようにぬるま湯をたっぷりと汲みながらすすぐのがポイントです。

洗顔後のケアも大切



洗顔後は清潔かつ柔らかいタオルで、優しく拭き取ります。
水分を拭き取れれば十分なので、擦る必要はありません。
使い回しのタオルで顔を拭くと、肌トラブルの原因になることもあるため注意が必要です。

また、洗顔後はすぐに保湿を行いましょう。
洗顔後は肌が無防備な状態のため、乾燥が進みやすいです。
化粧水で水分補給をして乳液で水分を閉じ込める、そのほかにも目的に合わせた美容液やパックなどをして美容成分をチャージしましょう。

おすすめの洗顔アイテム



クレンジングと洗顔のダブル洗顔がおすすめなのが、1台2役の洗顔料「ピュアクル ラクアワ クレンジング フォーム」です。

肌にのせると自然に泡が出てくるため、泡立てる必要がありません。
肌にのせて泡が立ったら約30秒から1分ほど置いておき、その後優しくメイクと馴染ませてオフするだけで洗顔可能。
(※)配合の濃密な泡が肌表面の汚れを洗い流してくれるため、ゴシゴシ擦らずにオフしてくれます。

(※)吸着剤

時短ケアには化粧水機能を持つオールインワンがおすすめ



短時間で保湿ケアを済ませられるのが「I・B・Oハトムギ配合モイストリッチジェル」。
化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックの5つの役割が入った保湿ジェルで、2種類の北海道産のハトムギ由来エキス(※1)が、みずみずしく滑らかな肌へ整えてくれます。

パルミチン酸レチノール(※2)、プラセンタエキス(※2)、杏仁オイル(パーシック油)(※2)をたっぷり配合しており、高保湿なのも魅力!
鉱物油、パラベン、アルコール、香料、着色料が無添加で、肌へのやさしさにこだわって作られています。

顔周りはもちろん首元のスキンケアにも使用できます。
オールインワンジェルで手軽にスキンケアがしたい、高保湿のスキンケアでしっかり保湿したいという方におすすめです。
朝使ってもベタつきにくいため、メイク前にも使えます。

(※1)保湿成分:加水分解ハトムギ種子、ハトムギ種子エキス(大人肌研究所 公式HPより)
(※2)すべて保湿成分


部分的なケアにおすすめの集中美容液



目元や口元は皮膚が薄く乾燥しやすい場所です。
そこで試してほしいのが、集中ケアができる部分用美容液「I・B・Oハトムギ配合リッチエッセンス」です。

北海道産のハトムギ由来エキス(※)やパルミチン酸レチノール、プラセンタエキス、杏仁オイル(パーシック油)(いずれも保湿成分)を配合したアイテムで、角質層までうるおいを届けてくれます。
乾燥が気になる箇所へ集中的にアプローチしたい方におすすめです。
夜の洗顔後にももちろん使えるため、ナイトケアの1本としても重宝するアイテムです。

(※)大人肌研究所 公式HPより

洗顔時は適温のぬるま湯で正しいケアしよう



今回は洗顔で使う水の適温や、正しい顔の洗い方についてご紹介しました。
毎日行う洗顔だからこそ気をつけてほしい洗い方の注意点や、押さえておくべきポイントがあります。
皆さんもぜひ参考にしてみてください。

執筆・監修者
大人肌研究所 研究員 城戸

当記事は、大人肌研究所の研究員の中山が執筆と監修をしています。
大人肌研究所のお肌悩み研究では、大人の肌悩みに関する基礎知識やスキンケアの方法をご紹介しています。
大人の肌悩みを改善するためのケア商品も販売しています。
運営元 株式会社ウィルミナ