日焼け止めと化粧水の順番はどちらが先?正しい紫外線ケアを解説

2022.08.10

化粧水と日焼け止めの順番はどちらが先?


日焼け止めを塗ることもスキンケアの1ステップ。
日差しが気になる夏の暑い時期はもちろんですが、季節問わず紫外線が注がれているため正しい順番をマスターして、日頃のスキンケアに活かしましょう。

一般的なスキンケアの順番は、化粧水→美容液→乳液→日焼け止めです。つまり日焼け止めを塗る場合は、スキンケアの最後に使いましょう。

化粧水や日焼け止めの順番を守るメリット


スキンケアをしてから日焼け止めを塗ることで、乾燥やメイク崩れが防止できます。

乾燥したままの肌に日焼け止めを塗ると、皮脂が過剰に分泌されることがあります。
その過剰な皮脂によってメイクが崩れやすくなるため、メイク前は化粧水や乳液などで肌にしっかりと水分を与えることが重要です。

日焼け止めは化粧水を塗った何分後につける?


化粧水や乳液をつけた後、およそ5分おいてから日焼け止めを塗ることをおすすめします。
化粧水や乳液をつけた直後は肌に馴染み切ってないため、その上から日焼け止めやファンデーションなどをのせてしまうと互いが混ざってメイクがよれやすくなります。

ベタついたままの状態で日焼け止めをつけると、メイクはもちろん日焼け止めも落ちやすくなってしまうため気を付けましょう。

化粧水や乳液などの機能が1つになったオールインワン


できるだけ時短で済ませたい方におすすめなのが「I・B・Oハトムギ配合モイストリッチジェル」。
化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックの5つの役割が入った保湿ジェルで、2種類の北海道産のハトムギ由来エキス(※1)が、みずみずしく滑らかな肌へ整えてくれます。

パルミチン酸レチノール(※2)、プラセンタエキス(※2)、杏仁オイル(パーシック油)(※2)を配合しており、高保湿なのも魅力!
鉱物油、パラベン、アルコール、香料、着色料が無添加なのもうれしいポイントです。

顔周りはもちろん首元のスキンケアにも使用できます。オールインワンジェルで手軽にスキンケアがしたい、高保湿のスキンケアでしっかり保湿したいという方におすすめです。

(※1)保湿成分:加水分解ハトムギ種子、ハトムギ種子エキス(大人肌研究所 公式HPより)
(※2)すべて保湿成分

化粧下地と日焼け止めはどちらが先?


日焼け止めを塗ったらメイクに移ります。
日焼け止め→化粧下地→ファンデーションの順番でつけるのがおすすめです。

日焼け止めには紫外線によるシミやそばかすを防ぐ役割がありますが、白い色がついていることが多いため最後に塗ると白っぽく見えてしまい、せっかくのファンデーションが台無しになってしまいます。

日焼け止めで肌の土台を作って、化粧下地やファンデーションで明るいナチュラルな印象に仕上げることがポイントです。

日焼け止めと化粧下地を両方つける理由

最近の化粧下地には「SPF◯◯」と書かれた商品があり、日焼け止めとの併用は不要?と思うかもしれませんが、日焼け止めと化粧下地の役割は異なります。

日焼け止めは紫外線から肌を守る役割があり、対して化粧下地には肌の凹凸を滑らかにして、ファンデーションを乗せやすくするという役割があります。

紫外線が強い時期はUVカット機能付きの化粧下地と、日焼け止めを併用することで日焼けによるダメージを極力防ぐことができます。

男性も化粧水から日焼け止めまでの順番は共通


男性も化粧水→乳液→日焼け止めの大まかな順番は守りましょう。
普段化粧をしない分、化粧水や乳液を朝につけない方も多いかもしれませんが、直接日焼け止めを肌に塗ると肌荒れの原因になります。

日焼け止めを正しくつける順番


日焼け止めも他のスキンケアアイテム同様に5点置きをすることで、塗りムラを防げます。
額→両頬→鼻→顎に均等にのせましょう。
とくに鼻の頭や頬骨の部分は顔の凹凸の凸の部分で日焼けしやすいため、丁寧に塗るのがおすすめです。

顔や首に日焼け止めを塗るときにやってはいけないこと


日焼け止めの塗り方にはやってはいけないこともあります。
順番を守っていても正しく塗れていないと効果が期待できません。
各項目についてご紹介していきます。

【NG】手で伸ばしてからつける

オイルや他のスキンケアの塗り方の癖で手のひらに馴染ませてから顔につけると、顔全体に行き届かなくなり、塗り残しの原因になってしまいます。
額→両頬→鼻→顎の5点に日焼け止めを乗せ、内側から外側に伸ばすように全体に馴染ませるのがコツです。

【NG】日焼け止めの適量を守らない

日焼け止めのテクスチャによってはベタつきが気になる方も多いはず。
少ない量でも大丈夫と思って減らしてしまうと、日焼け止めの効果を発揮できません。
各メーカーの推奨量をしっかり守って使用しましょう。

NG】家にいる時には日焼け止めを塗らない

紫外線は外出時だけでなく、屋内にいても肌にダメージを与えています。

その理由は紫外線が窓ガラスを通過するため。
窓がある部屋で家事や作業をしていると、知らず知らずのうちに紫外線によるダメージが蓄積されていきます。

普段のスキンケアに日焼け止めをつけるステップを習慣化することで、紫外線によるダメージを抑えてくれます。

ボディの日焼け止めの付け方


腕や脚などは顔よりも面積が広い分、塗りムラが出やすい部分です。
まずは長く一直線にストローのように線状に日焼け止めを出し、その後くるくると円を描くように塗り広げていきます。

特に肘や膝の裏側や側面などは、塗り忘れのないように意識することが大切です。
手の甲は紫外線が強い時期だけでなく、日頃からケアしておくべき部分です。手首から指先にかけて日焼け止めを出し、円を描くように塗り広げていきます。少しずつ何回か繰り返すことでまんべんなく塗れます。

スキンケア後の日焼け止めは何時間もつ?


日焼け止めにはSPFという文字が記載されている商品がほとんどです。
これはSun Protection Factor(サンプロテクションファクター)の略で、紫外線による炎症への対策時間を意味しています。

SPF1の持続時間は約20分、つまりSPF20は約6時間半、SPF30は約10時間、SPF50は約16時間半は守ってくれることを意味しています。

日焼け止めを塗り直す方法


朝のメイク前に日焼け止めを塗っても、夏は暑く汗で崩れてしまうことも多いはず。ここでは日焼け止めの直し方を2つご紹介します。

日焼け止めスプレーをかける

メイク後に日焼け止めを塗り直したい場合、スプレータイプの日焼け止めがおすすめ。
簡単に吹きかけられる分減りも早いため、クリームやジェルタイプの日焼け止めと併用しましょう。

メイクが崩れている場合はまずあぶら取り紙やティッシュで油分や汚れを落とします。
その後スプレータイプの化粧水、スプレータイプの日焼け止めを吹きかけ、しっかり乾かした後にメイクを手直しするといいでしょう。

日焼け止めパウダーを使う

紫外線カット機能のあるフェイスパウダーを使うのもおすすめの方法です。

色付きパウダーであれば日焼け止めを塗り直すと同時に、メイク直しも叶うため時短派の方にぴったり。

日焼け止めパウダーだけでは紫外線対策が充分とはいえないため、外出の際は日焼け止めスプレーと同様、クリームやジェルタイプとの併用がマストです。

日焼け止めを塗った日はクレンジングでしっかりオフ


日焼け止めクリームを塗った日は特に念入りな洗顔を行いましょう。
そこでおすすめなのが1台2役の洗顔料「ピュアクル ラクアワ クレンジング フォーム」です。
肌に乗せると自然に泡が出てくるため、泡立てる必要がありません。

肌に乗せて泡が立ったら約30秒から1分ほどおき、その後優しくメイクと馴染ませてオフするだけで洗顔ができます。
炭(※)配合の濃密な泡が肌表面の汚れを洗い流してくれるため、ゴシゴシ擦らずに落とすことができます。

(※)吸着剤

日焼け止めは化粧水の後が正しい順番


今回は朝のスキンケアで覚えておきたい、化粧水から日焼け止めクリームを塗る際の順番やそれぞれの目的についてご紹介しました。
正しい順番で使うことでそれぞれの化粧品の機能を高めてくれるため、特に日差しが気になる夏場は徹底していきましょう。

執筆・監修者
大人肌研究所 研究員 小森

当記事は、大人肌研究所の研究員の中山が執筆と監修をしています。
大人肌研究所のお肌悩み研究では、大人の肌悩みに関する基礎知識やスキンケアの方法をご紹介しています。
大人の肌悩みを改善するためのケア商品も販売しています。
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