朝に顔を洗わないとどうなる?デメリットや正しい洗顔方法をご紹介

2022.08.05

肌が綺麗な人は朝に顔を洗わないって本当?



肌が綺麗な方の中には、朝は顔を洗わないという方もいます。
肌質やルーティンによっては顔を洗わないのがベストという方もいますが、基本的には洗うのがベターです。
しかし洗浄力の強い洗顔料でゴシゴシと洗うとダメージになり、逆効果となってしまいます。

また「顔を全く洗っていないのか?」もしくは「洗顔料を使っていないのか?」によっても肌への影響度は変わるため、顔を洗わない=綺麗な肌とは言い切れません。

朝夜の洗顔の役割の違いとは



朝に洗顔をする目的は、就寝中の皮脂やホコリを落とすことにあります。
朝はメイクを落とした状態で迎える方が多いため、夜同様に洗顔をしてしまうと、不要な角質だけでなく必要な皮脂も奪ってしまうことがあるため注意が必要です。

洗うとさっぱりした感覚になる方も多いと思いますが、洗いすぎにも要注意。
肌内部の皮脂を出す司令塔が肌表面の乾燥を感じると、皮脂が過剰に分泌されてテカリの原因になってしまうからです。

一方で夜の洗顔はメイク落としとしての重要な役割を担っています。
外出した際には自身から出る汗や皮脂、そして、花粉や埃などの外的ダメージが肌にまとわりつきます。
それらの余分なものはしっかりと落とすことが、夜の洗顔の大きなポイントです。

朝に顔を全く洗わないとどうなるか?



朝顔を洗わないとどのようなことが起きるのか、気になるリスクについてご紹介していきます。
顔の汚れを落としきれていないと、メイクをしても明るい印象にならなくなる「くすみ肌(※)」になる可能性があります。

※古い角質や汚れによるもの

朝に顔を洗わないとニキビの原因にもなる


朝、顔を洗わないとニキビの発生を招いてしまうこともあります。
その理由は、就寝中にでた皮脂が時間が経つと共に酸化してしまうため。
朝は夜ほどの汚れはありませんが、余分な皮脂は洗い流して清潔な肌を保つようにしましょう。

朝洗顔ならではのポイント



朝に洗顔をする場合、夜ほど徹底したスキンケアは行わなくとも、基本的なステップは踏む必要があります。
ここからは朝におすすめの洗顔方法や、洗顔料を使わないスキンケア方法をご紹介していきます。

肌のうるおいを守りながら顔を洗うのが鉄則


朝洗顔の目的は睡眠中に付着した汚れや皮脂を軽く落とすこと。
一般的な洗顔料であれば、泡を皮膚になじませる程度で簡単に落とせます。
擦ったりマッサージしたりすると逆効果になるため、できるだけ優しく洗い流すのがおすすめです。

洗顔料の中でも洗浄力が強く肌への刺激が大きいものより、低刺激で泡ができやすいものを選ぶ方が、肌へのダメージが少ないです。

朝はスクラブで顔を洗わない



脂性肌の方や肌がごわつきやすい方は、スクラブを使って洗顔していることが多いと思いますが、極力朝の洗顔で使うのは避けましょう。
夜に使えば十分で、1日2回以上行う必要は基本的にありません。

朝に肌のベタつきが気になってスクラブで落としたくなるかもしれませんが、皮脂の取りすぎは、かえって過剰な皮脂分泌の原因になってしまうことがあります。

朝は顔を洗わない代わりに拭き取り化粧水を使う



朝、モコモコの泡で洗顔をすることが面倒な方は、拭き取り化粧水を使うのがおすすめです。
拭き取り化粧水をコットンに取り、肌を優しく拭き取ることで簡単に朝のスキンケアができます。

拭き取り化粧水の量が少ないと、かえってダメージの原因になってしまいます。
コットンにヒタヒタと染み込むくらいたっぷりと使い、擦らず滑らかに拭き取ることを意識しましょう。

朝は洗顔料ではなくぬるま湯ですすぐ方法もある



乾燥肌の方にとって、洗顔料を使った朝洗顔が必ずしもいいとは断言できません。
乾燥によるダメージを受けやすいところに洗顔料を使うと、乾燥が進む原因にもなるためです。

例えば化粧水をつけただけで肌がひりつく感覚があったり、粉が吹くくらい乾燥したりするときには皮脂の分泌が多い額や鼻、顎のみ洗剤をつける方法もあります。

TゾーンとUゾーンのみ洗顔料をつけて優しく洗い、他のところはぬるま湯で汚れを洗い流すのもいいでしょう。

朝洗顔の方法と気をつけておきたいこと



ここからは朝洗顔の方法についてご紹介していきます。
気をつけておくべきポイントも合わせてご紹介していくので、早速明日の朝から試してみてください。

洗顔料を泡立ててクッション状にする


まずは洗顔料を濃密な泡にすることが重要です。
クッションのようなキメの細かい泡にすることで肌に直接触れるリスクを減らせるため、ダメージをかけずに汚れを落とせます。
手のひらで泡立てるのが難しい方は、泡立てネットを使うと濃密な泡が完成します。

摩擦を起こさないように洗う


泡を作ったらまず皮脂の分泌が多い額や鼻にのせて、顔全体になじませます。
手で擦らず、あくまで泡の力で浮かせとることを意識しましょう。

すすぎ残しがないようにぬるま湯で落とす


洗ったらすすぎ残しのないように丁寧に落としていきます。
特に額との境目やフェイスラインにかけては泡が残っている可能性があるため、鏡でチェックしながら漏れなく落としていきましょう。
すすぐお湯の温度は30℃程度で、冷たすぎず熱すぎない温度に設定しておくのがおすすめです。

朝洗顔後はすぐに保湿する


洗顔方法と同じく大事なことが、洗顔後の保湿ケアです。
洗顔を正しく行っても、保湿をしなくては肌の水分が蒸発して、肌へのダメージになってしまいます。
洗顔後は化粧水でうるおい補給、乳液でうるおいを閉じ込めるという流れを早めに行いましょう。

時短スキンケアにはオールインワンがおすすめ



スキンケアは時短で済ませたい!という方におすすめなのが「I・B・Oハトムギ配合モイストリッチジェル」。
化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックの5つの役割が入った保湿ジェルで、2種類の北海道産のハトムギ由来エキス(※1)が、みずみずしく滑らかな肌へ整えてくれます。

パルミチン酸レチノール(※2)、プラセンタエキス(※2)、杏仁オイル(パーシック油)(※2)をたっぷり配合しており、高保湿なのも魅力!
鉱物油、パラベン、アルコール、香料、着色料が無添加なのもうれしいポイントです。

顔周りはもちろん首元のスキンケアにも使用できます。
オールインワンジェルで手軽にスキンケアがしたい、高保湿のスキンケアでしっかり保湿したいというかたにおすすめです。

(※1)保湿成分:加水分解ハトムギ種子、ハトムギ種子エキス(大人肌研究所 公式HPより)
(※2)すべて保湿成分


肌タイプ別! 朝の洗顔料を選ぶポイント



肌タイプ別で朝の洗顔料を選ぶポイントが異なります。ここでは肌タイプ別のおすすめの洗顔方法をご紹介します。

【乾燥肌】短時間で洗い上げる


かさつきがちな乾燥肌の方は、過剰な洗顔を控えましょう。
皮脂が多く分泌する箇所は念入りに、乾燥しがちな部分は時間をかけずに泡を乗せて少し洗い流す程度で問題ありません。

乾燥肌の方は、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合された洗顔料を選ぶのがおすすめです。

【脂性肌】クレイや石けん系がおすすめ


テカリが気になる脂性肌の方は、就寝時の過剰な皮脂分泌を洗い流す必要があります。
毎日丁寧に洗い流すことを意識してほしいですが、洗い過ぎもよくありません。
スクラブは使わずに泡での洗顔を意識しましょう。

脂性肌の方にはさっぱりとしたメントール入りのものや、クレイ入りのものを選ぶのがいいです。
ニキビ肌の方はニキビにアプローチする抗炎症成分や、殺菌成分が入ったものを選ぶのがおすすめ。



夜はクレンジングと洗顔のダブル洗顔がおすすめですが、忙しい方にとっては少しでも時短ケアをしていきたいはず。
そこでおすすめなのが1台2役の洗顔料「ピュアクル ラクアワ クレンジング フォーム」です。
肌に乗せると自然に泡が出てくるため、泡立たせる必要もありません。

肌に乗せて泡が立ったら約30秒から1分ほどおき、その後優しくメイクと馴染ませるだけで洗顔ができます。
(※)配合の濃密な泡が肌表面の汚れを洗い流してくれるため、ゴシゴシ擦らずに落としてくれます。

(※)吸着剤
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【混合肌】部位に合わせて分けるのが理想


Tゾーンはベタつく一方で、頬まわりは乾燥しやすい混合肌のかたは、部分ごとに洗顔料を分けるのが理想。
皮脂分泌の多いところには脂性肌同様のアイテムを使うのがベターです。
乾燥している部分はぬるま湯で落とす程度で十分ですが、洗顔料を使う際には保湿成分のあるものを使うようにしましょう。

【敏感肌】低刺激の洗顔料を選ぶ


外的ダメージの影響を受けやすい敏感肌のかたは、低刺激の洗顔料を選ぶようにしましょう。
さらに保湿成分が入っているものは洗顔中でも肌にうるおいを与えてくれるため、おすすめです。

朝全く顔を洗わないのはおすすめできない!



今回は、朝顔を洗わないとどうなるか?というリスクから、朝洗顔のポイントなどについて詳しくご紹介しました。
洗い過ぎは良くないですが、全く洗わないのはおすすめできません。
ぜひ正しいスキンケア方法を身につけましょう。

執筆・監修者
大人肌研究所 研究員 城戸

当記事は、大人肌研究所の研究員の中山が執筆と監修をしています。
大人肌研究所のお肌悩み研究では、大人の肌悩みに関する基礎知識やスキンケアの方法をご紹介しています。
大人の肌悩みを改善するためのケア商品も販売しています。
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