洗顔をするタイミングはいつ?朝と夜の使い分けや洗い方を徹底解説

2022.07.07

洗顔をするタイミングは朝と夜の2回がベスト


洗顔をする正しいタイミングは朝と夜です。
中でも朝は起床後すぐ、夜はお風呂に入っているときがおすすめです。
洗いすぎは好ましくなく、それぞれ1回ずつの1日2回までに抑えるようにしましょう。

朝洗顔のタイミングは起床後すぐ


朝は就寝中に出た汗や皮脂、見えない部屋のホコリなどが肌に付着しています。
放置したりそのままの状態でメイクをしたりすると、肌荒れやニキビを引き起こす可能性があります。

夜洗顔のタイミングはお風呂に入っているときが理想


夜は日中に出た汗や皮脂、大気中の汚れ、さらに紫外線や花粉などの外的ダメージも受けています。
帰宅後すぐに洗顔をするのもいいですが、お風呂に入りながらのほうがおすすめ。
その理由はバスタイムは肌が柔らかい状態なので、洗浄しやすくなるためです。

お風呂での洗顔はよくないと言われる理由とは?


「お風呂での洗顔はよくない」といわれることもあります。
その主な理由は大きく分けて3つで、シャワーの水圧、お湯の温度、洗顔のタイミングが挙げられます。
いずれも意識すれば防ぐことができるので、夜洗顔の際にはぜひ注意してみてください。

シャワーの水圧ですすぐのは避ける


バスタイム中はシャワーから出るお湯で顔を洗い流せるので楽ですが、直接当てると肌を傷つけてしまう原因になります。
お風呂に入りながら洗顔するときはシャワーもしくは蛇口から出るお湯を手にためて洗うようにしましょう。

もちろん洗顔中に肌を擦るのはNG!
お風呂の中では汚れが落ちやすい反面、蒸気で肌もふやけやすくなっています。
そのような環境でゴシゴシと洗ってしまうと、肌荒れの原因になってしまうので注意が必要です。

ぬるめのお湯を使う


シャワーの設定温度も重要なポイント。熱すぎると肌への負担が大きくなり、肌の皮脂を過剰に取りすぎてしまう可能性があります。
水では汚れが落ちにくいのですが、少しぬるいと感じる30℃くらいが目安です。

洗顔するタイミングは肌質に合わせる


肌質によってお風呂の中で洗顔をするベストなタイミングが異なります。
一般的にはお風呂から出る直前がおすすめで、その理由は乾燥する前に保湿ができるからです。
またお風呂に入ってすぐよりも、蒸気で肌が柔らかくなっていて洗顔がしやすくなります。

一方で敏感肌の方は摩擦が何よりも敵。
肌が柔らかくふやけている状況で洗顔すると刺激になりやすくなるため、お風呂に入ってすぐもしくはお風呂に入る前がおすすめです。

洗顔をするタイミングは男性も同じ


男性は女性と異なり皮脂が多く出てしまう方も多いです。1日朝夜のみの洗顔ではベトベトしてしまうという方もいます。
特に夏になると朝と夜の気温が低いときよりも、日中に皮脂が目立つ方が多いはず。

洗顔のたびに洗顔料を使うと肌へのダメージを与えてしまう可能性があるので、水ですすぐ程度がおすすめ。
洗浄成分のある洗顔料を使うよりも、過剰に皮脂を落とす心配がありません。
メンソールタイプのシートマスクを使う際は擦りすぎず、優しく汗を拭うくらいのイメージがおすすめです。

ニキビ肌や脂性肌は洗顔のタイミングと方法が重要


肌荒れの元となる皮脂の酸化は、脂が出てから約6時間後から始まるのが一般的。
(※ファンケル 公式HP 参照)
そのため洗顔の間は時間を置きすぎず、コンスタントに1日2回行うのがおすすめです。

洗顔をするタイミングを増やすデメリット


洗顔は朝と夜の1日2回までに抑えることがおすすめです。
その理由は、必要な皮脂までも洗い流してしまう可能性があるため。
過剰な洗顔は本来必要な皮脂を洗い流してしまい、肌が傷ついてしまう原因にもなります。
結果として洗いすぎは、さまざまな肌トラブルの引き金になりかねません。

洗顔をするタイミング以外のポイント


洗顔をするタイミング以外にも、押さえておくべきポイントがいくつかあります。
頻度や使用する洗顔料など、毎日の洗顔で欠かせない点ばかりなのでぜひチェックしてみてください。

洗顔は朝と夜どっちがいい?夜だけ洗顔はNG?


洗顔をするタイミングは基本的に朝と夜の1日2回がおすすめですが、乾燥肌や敏感肌の方にとって過剰な洗顔は逆効果。
夜だけ洗顔料を使って顔を洗い、朝はぬるま湯での洗顔のみのほうがすこやかな肌を保てる場合もあります。

脂性肌の方は、朝と夜どちらも洗顔料を使って、余分な皮脂を洗い流すのがおすすめです。
寝ているときは気づかないうちに皮脂が出ていて、そのままメイクをするとメイク崩れの原因にもなります。

特に肌トラブルのない普通肌の方は、季節や体調の変化で一時的に乾燥しやすくなる時期があります。
自分の肌の調子と相談しながら、肌タイプ別に調整していくのがおすすめです。

刺激の少ない洗顔料を使う


毎日のスキンケアに欠かせない洗顔料は、自分に合ったものを使うのがベスト。
特に皮脂が出やすい方にとっては、スクラブでゴシゴシと洗ったほうがすっきりするという方も多いはず。

しかしモコモコの泡状のものよりも肌への負担が大きく、乾燥することで皮脂がより出てしまうことも考えられます。

また敏感肌の方にとっては、肌への刺激が強い成分が入っていない商品かどうかも重要なポイント。
天然素材を含み、化学物質を極力使っていない洗顔料を選ぶのがおすすめです。

クレンジングも洗顔もこれ1本!おすすめアイテム


夜はクレンジングと洗顔のダブル洗顔がおすすめですが、忙しい方にとっては少しでも時短ケアをしていきたいはず。
そこでおすすめなのが1台2役の洗顔料「ピュアクル ラクアワ クレンジング フォーム」です。実はこちら肌に乗せると自然に泡が出てくるので、泡立たせる必要もありません。

肌に乗せて泡が立ったら約30秒から1分ほど置いておき、その後優しくメイクと馴染ませてオフするだけで洗顔可能。
(※)配合の濃密な泡が肌表面の汚れを洗い流してくれるので、ゴシゴシ擦らずにオフしてくれます。

(※)吸着性分
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正しい洗顔の方法


ここからは正しい洗顔の方法について解説していきます。
洗顔をする「適切なタイミング」で「優しくケア」していくのが、肌を守るために必要です。
項目は大きく分けて5ステップ。
それぞれポイントがあるので、合わせてご紹介していきます。

  1. 顔を濡らす
  2. 洗顔料を泡立てる
  3. 洗顔をする
  4. 洗顔料を洗い流す
  5. 水気を取る

適切な温度のぬるま湯で顔を濡らす


洗顔料をつける前には必ず手を清潔にしておきましょう。
そして熱すぎず冷たすぎない30度前後のぬるま湯で顔を濡らします。

洗顔料は丁寧に泡立てる


洗顔料を適量手にとり、泡立てていきます。
手のひらだけでモコモコの泡を作るのが難しい場合は泡立てネットを使うと簡単です。

泡立たないバーム状の洗顔料の場合、まずは付属のスパチュラで適量のバームを取り、清潔な手のひらでバームを温め溶かしてオイルのようにして使うのが一般的。
商品によっても使い方は異なるので、正しい使い方をしっかりと確認してから使いましょう。

Tゾーンから優しく洗顔をする


泡立てた洗顔料は、まず皮脂分泌の多い額から鼻にかけてのTゾーンに乗せて、その後顔全体に塗り広げていきます。
洗顔は摩擦が厳禁なので、肌の上で転がすように手と顔が付かないよう意識するのがおすすめです。

テカリやすい部分は念入りに洗顔するのがベターですが、長時間の洗顔はかえって乾燥の原因になってしまうので、10〜30秒程度で終わらせるのが理想です。

洗顔料を洗い残しがないようすすぐ


すみずみまで洗顔したら、洗い残しがないよう丁寧にすすいでいきます。
この際もぬるま湯を使うようにしましょう。
額と髪の毛の境目や、耳から顎にかけてのフェイスラインは洗顔料が残りやすいので、鏡でチェックしながら落としていくのがおすすめです。

柔らかい清潔なタオルで拭き取る


すすぎ終わったらタオルで水気を拭き取っていきます。
このときもゴシゴシと擦るのではなく、肌を押さえるようにしていくのがおすすめです。

またタオルが清潔であることも重要なポイント。
使い回しのタオルで顔を拭くと、肌トラブルの原因になることもあるので注意しましょう。

洗顔は何分で行うのがベスト?


洗顔時間の目安は1分程度に収めるのがおすすめです。
脂性肌の方はテカリ部分を丁寧に洗い上げる必要があるため約1分半、敏感肌の方は負担をかけないようササッと洗いあげて約30秒を目安に行うようにしましょう。

洗顔後の保湿は必須! いつするのが効果的?


洗顔後の肌はデリケートでうるおいが逃げがちです。
顔を洗ったらなるべくすぐに保湿ケアを行いましょう。

化粧水→美容液→乳液→クリームの順番が一般的ですが、特に肌トラブルがない方にとっては化粧水と乳液のみのスキンケアでも十分です。
化粧水は角質層までうるおいを与え、乳液でフタをする役割を持っています。
どちらか1つではそれぞれの効果が発揮されないので、少なくとも化粧水と乳液のダブル使いは欠かせないケア方法です。

美容液は理想の肌に近づけてくれるプラスアルファのケアにおすすめ。
それぞれの目的に合った美容成分を配合した美容液を選ぶようにしましょう。
クリームは乳液と同じく、水分を蒸発させないように働きかけますが、乳液よりも粘度が高く睡眠中の乾燥をケアしたい方におすすめです。

洗顔をするタイミングを守って肌をすこやかに守ろう


今回は洗顔をするタイミングから、毎日のスキンケアに欠かせない洗顔方法やポイントなどをご紹介しました。
肌の調子があまりよくない方は洗顔のタイミングが間違っているかもしれません。
「大人肌研究所」には肌に優しいスキンケア商品を多数取り揃えているので、ぜひチェックしてみてください。

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執筆・監修者
大人肌研究所 研究員 城戸

当記事は、大人肌研究所の研究員の中山が執筆と監修をしています。
大人肌研究所のお肌悩み研究では、大人の肌悩みに関する基礎知識やスキンケアの方法をご紹介しています。
大人の肌悩みを改善するためのケア商品も販売しています。
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