シミ対策に有効な2つの方法!シミの種類や原因からしっかり解説!

2021.08.20

シミがあるだけで、実年齢より老けて見えがち…。ひとくちにシミといっても、様々な種類のシミがあります。原因も様々なので、まずはシミができるメカニズムから対策を学んでいきましょう!

シミの種類

シミの種類

老人性色素斑(日光性黒子)

多くのシミはこのタイプで、蓄積された紫外線が主な原因とされているため、別名「日光性黒子」とも言われています。
紫外線が当たりやすい部分である顔や腕、肩にも発生するこのシミは、加齢によって濃くなる傾向があるので、一般的に「老人性色素班」と言われています。

肝斑(かんぱん)

妊娠中や経口避妊薬といった女性ホルモンの変化に関連してメラニンが多く生成されるといわれており、その結果発生しやすいのがこのタイプです。また更年期と言われる30代後半~50歳くらいのホルモンバランスが乱れやすい時期の女性に発生しやすいと言われています。
特徴は、両頬に沿って薄い茶色いシミが広範囲かつ左右対称に発生します。ストレスや不規則な生活習慣によってホルモンバランスが崩れたり、紫外線のダメージによりシミが濃くなる場合があります。

雀卵斑(じゃくらんはん)=そばかす

雀卵斑とは鼻から頬にかけて小さい米粒ほどの斑点が多く見られるのが特徴です。多くの要因は遺伝によるものが多く、幼少期から出始め、思春期をピークにそれを超えると、個人差はあるものの薄くなる傾向があります。ただし紫外線によって濃くなることがあるので、遺伝とはいえ対策は必要です。

シミのメカニズムと原因

肌が紫外線を浴びると表皮でメラニンを生成

紫外線を浴びることで、表皮の中にあるメラノサイトからメラニンが発生します。実はこのメラニンは、紫外線から肌細胞へのダメージを抑制してくれる働きをもっています。
しかし、肌を守ってくれる働きがあるメラニンも、強い摩擦といった外的刺激や、紫外線を浴びすぎて過剰に発生したりするとシミの原因になってしまいます。
 

肌のターンオーバーにより表皮からメラニンが排出される

通常発生したメラニンは、健やかな肌であれば約28日間のサイクルでターンオーバーにより新しい細胞に押し出され、古い細胞とともに垢としてはがれていきます。そのことによって健康なお肌は一定の色に保たれるようになっています。
シミのメカニズム

ターンオーバーのサイクルが乱れるとメラニンが表皮から排出できず色素沈着を起こす

ターンオーバー周期が乱れ、メラニンが古い細胞とともに排出されず蓄積されていくと色素沈着を起こし、シミを発生させる原因になります。
ターンオーバーの乱れは、強い紫外線の蓄積や加齢、生活習慣の乱れによって引き起こされます。日頃から紫外線ケアを怠ったり、睡眠不足や極端なダイエットによって栄養素が偏りがちな方は要注意です。
シミのメカニズム2

シミへの対策法は?

紫外線対策を行い色素沈着の元となるメラニンの生成を抑える

シミの元となるメラニンの過剰生成を防ぎ、ターンオーバー周期を乱さない為にも、日頃から紫外線対策を徹底しましょう。
どのようなシミでも紫外線によるダメージを受けると悪化する可能性があります。外出する日はベースメイクにUVカット効果がある化粧品を使用したり、UVカット率が高い日傘や帽子、サングラスを身に着けましょう。
屋内に居てもガラスを透過する種類の紫外線もあるので、外出しない日でも日焼け止めクリームは塗りましょう。

規則正しい生活習慣を送り、肌のターンオーバー機能を高める

血行不良やストレス、心労によっても女性ホルモンのバランスに影響を及ぼしたり、肌に悪影響を与えるので、入浴時は湯船に浸かり、リラックスするとともに血行の流れを促進しましょう。
ウォーキングやランニングといった適度な運動や、十分な睡眠時間、食事バランスを心がけることで、代謝機能や女性ホルモンのバランスが整い、肌のターンオーバー機能が高まります。
また、強い刺激によってもメラノサイトが刺激され、メラニンが生成されるといわれています。女性で多いのが、メイクを落とす際に強くこすったり、さらに洗顔でさらに汚れを落とそうとごしごし洗ってしまい肌に不要な刺激を与えてしまうことです。
大人肌研究所では、濃密泡でつつみこんでメイクオフと洗顔ができるクレンジングフォームをご紹介しています。W洗顔不要なので、余計な刺激を与えず安心です。是非チェックしてみてくださいね。

まとめ

シミ対策の基本は、徹底した紫外線対策と、規則正しい生活習慣です。おうち時間が長くなった今、運動不足など生活習慣は乱れていませんか?家に居るからと、日焼け止め対策を怠っていませんか?
10年、20年経っても若々しく美しい肌でいられるよう、今からシミ予防対策を行いましょう!
 

執筆・監修者
大人肌研究所 研究員 嶋野

当記事は、大人肌研究所の研究員の嶋野が執筆と監修をしています。
大人肌研究所のお肌悩み研究では、大人の肌悩みに関する基礎知識やスキンケアの方法をご紹介しています。
大人の肌悩みを改善するためのケア商品も販売しています。
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