【お悩み相談】肌がくすむ原因は?ケア方法を見直して透明感のある肌を手に入れましょう!

2021.06.11

肌のくすみの種類と原因

血行不良(疲れやむくみ)

血行が悪いと、血液中の酸素量が減り、ヘモグロビンの赤味が失われることで、肌が暗く見えてしまいます。お肌の色味だけでなく、心臓に向かって流れる血流が悪くなることで、脚のむくみや眼精疲労にも繋がります。
冷え性の方は、血行が悪くなりがちです。エアコンが効いた室内や冬の寒い時期は、身体を冷やさないように意識しましょう。

紫外線(メラニンによるもの)

肌への摩擦や紫外線が蓄積され肌がダメージを受けると、メラニンが生成、蓄積されていきます。
茶褐色の色素を持つメラニンが生成されることで、肌全体を薄暗く見せてしまい、全体的にどんよりとくすんだ顔色に見えてしまいます。

乾燥

乾燥によって肌の水分量が低下すると肌のキメが乱れ、粉をふいたりカサついたりすることで、透明感が損なわれます。その結果、全体的に肌がくすんで見えてしまいます。
例えば、みずみずしい野菜はツヤがあって透明度も高く見えますよね。肌も一緒で、しっかりうるおいを与えてあげることで透明感のあるツヤ肌に一歩近づくのです。

角層が厚くなる

年齢や生活習慣の乱れによってターンオーバーのサイクルが遅れてしまうと、半透明の古い角層がどんどん溜まっていくことで、肌がくすんだ印象になってしまいます。
それだけでなく、角層が重層化していくと、ごわごわしたお肌に。バランスの良い食生活や、十分な睡眠時間の確保、また年齢を重ねると共にエイジングケアでしっかりと対策をしましょう。

肌の糖化(野菜不足や糖質過多)

糖化とは、肌の中に存在するタンパク質が、糖とくっつくことでおこる現象です。
この糖化によって、タンパク質が黄褐色に変色を起こし、肌が黄色くくすんで見えてしまうのです。
糖化の要因としては、加齢や過剰な糖質の摂取、野菜不足といった食生活の偏りが挙げられます。

くすみタイプ別の対処法①血行不良

定期的な運動

運動で身体を温め、体内の血流を促進することで血行不良を防ぎましょう。最初は無理せず、ウォーキングや軽めのランニングをこつこつ行い、徐々に習慣づけていきましょう。

湯船につかる

湯船につかって入浴することで、身体全体を温めましょう!疲れを癒すだけでなく、血行の改善にもつながります。シャワーだけでは体の表面しか温まらず、十分とは言えません。
寒い時期だけでなく、夏場でもエアコン等で身体が冷えている場合がありますので、出来れば季節を問わず、毎日湯船での入浴を心がけましょう。

マッサージで血流を促す

新型コロナウイルスの影響で、マスクをする時間や人と関わらない時間が増えた今、顔の表情筋が衰え、血流も悪くなりがち。
そのような悪くなってしまった血流を促すには、顔のマッサージはとても有効な方法です。
マッサージは、肌に過度な摩擦を与えないように、乳液やクリームを使用して行いましょう。スキンケアにもなり一石二鳥ですよ!
早速顔に乳液やクリームをたっぷりとなじませたら、以下の順番でマッサージします。
マッサージ手順
①軽く両手を握ったら、第二関節の部分をあごにあて、こめかみに向かってそのまま優しく血行を流すイメージで動かします。
②続いて第二関節の部分を眉にあて、程良い強さで髪の生え際まで優しく滑らせます。

以上です!
とても簡単で1分あればできるマッサージですので、1日1回は行うようにしましょう!

くすみタイプ別の対処法②紫外線

こまめな紫外線対策

メラニンの生成によるくすみは、こまめな紫外線ケアで対策しましょう。
紫外線は肌のバリア機能を低下させ、水分量を奪う原因にもなります。紫外線ケアを行うことで、肌の乾燥によるくすみ対策にも繋がります。
外に出ている時間が長い時は、なるべくUVカット率の高い日傘や帽子を身に着け、屋外・屋内問わず日焼け止めクリームはこまめに塗るようにしましょう。

くすみタイプ別の対処法③乾燥

部屋の加湿

湿度が低く乾燥した部屋の中にいると、お肌の乾燥にも繋がります。
乾燥しやすい冬場は高めに、気温が高くジメジメした夏場は低めに設定するなど、自身が快適だと感じる範囲で調整しましょう。
加湿器が無い場合は、湿らせたタオルをお部屋に干したり、安価で手に入る小型の加湿器を置くなど、適度に湿度がある環境をつくりましょう。

スキンケア商品を使い肌の油分を補う

乾燥がお肌の大敵と言われるように、保湿はスキンケアの基本です。
洗顔後や入浴後はすぐに保湿し、肌の油分を補給しましょう。
できればメイク直しの際も、ミストタイプの化粧水を使って保湿するよう心がけましょう。

くすみ別タイプ別の対処法④角層の重層化

規則正しい生活を心がける

睡眠時間が十分でなかったり、不規則だったりすると、肌のターンオーバーが遅れ、古い角質がはがれず重層化してしまいます。
適切な周期でのターンオーバーを促すために、毎日決まった時間に十分な睡眠時間を確保できるよう生活リズムを調整し、規則正しい生活を心がけましょう。

バランスの良い食事

人間の体は食べたもので出来ているといっても過言ではありません。栄養バランスがとれた食事を心がけ、体の内側からしっかりとした健康で美しい土台づくりを行いましょう。
特に、肌のターンオーバー機能を整える「ビタミン類」や、肌の細胞をつくる役割がある「タンパク質」を取り入れ、全体的にバランスの良い食生活を送りましょう。
 

くすみ別タイプ別の対処法⑤糖化

野菜などの食物繊維から食べ、血糖値の上昇を穏やかにする

糖化を防ぐためには栄養バランスに気を遣うだけでなく、野菜などの食物繊維から食べ始めるなど、血糖値の上昇を穏やかにする食べ方を意識しましょう。
また高血糖の状態を維持しないようにするためにも、長い時間をかけて食べ続けることや、血糖値がピークになる食後1時間は甘いお菓子を摂取することは控えましょう。

日頃から1時間以上の運動をおこなう

糖化を予防するには、食事と運動からのアプローチが効果的です。
食事後1時間以内にウォーキング等、適度な運動を行うと、体内に蓄積される前の糖分が運動によってエネルギーに変えられ、消費することができます。
特に有酸素運動を行うことで、血液中の糖分を必要以上に増やすことを防ぐことができ、結果全身の細胞内の糖分上昇を抑えることができます。

まとめ


肌のくすみ対策は、外側からのスキンケアだけでなく、生活習慣の見直しといった内側からのアプローチも非常に大切です。
加齢によって肌機能が低下し、くすみやすくなるのも事実です。大人肌研究所では大人の様々な肌の悩みに寄り添った商品をご用意しております。
いつまでも透明感のあるツヤ肌をキープできるように、ご紹介したくすみ対策を行っていきましょう!
 

 

 

執筆・監修者
大人肌研究所 研究員 嶋野

当記事は、大人肌研究所の研究員の嶋野が執筆と監修をしています。
大人肌研究所のお肌悩み研究では、大人の肌悩みに関する基礎知識やスキンケアの方法をご紹介しています。
大人の肌悩みを改善するためのケア商品も販売しています。
運営元 株式会社ウィルミナ