透明感のある肌とはどんな状態?
透明感のある肌とは、光が当たりレフ板のように反射し光沢が出ている状態のことです。
「肌表面がなめらかでキメが細かいこと」が条件で、乾燥や肌荒れなどがあると綺麗に反射をさせることができません。
例えば表面が綺麗に磨かれた鏡と砂や汚れがかった鏡とでは、光を当てた際に前者のほうがきれいに反射し後者はあまり光が跳ね返りません。
これと同じようなことが肌でも起きており、室内にいても屋外にいても光が当たった時に透明感があるかないかが分かります。
透明感を遮るくすみとは何か?
肌の透明感が失われた状態のことを「くすんだ肌」といいますが、その「くすみ」の種類や原因はさまざま。
乾燥や血行不良、日焼けや摩擦によるメラニンなどにより肌がくすみ、透明感を失います。
くすみ方も人によって異なり、黄色っぽくくすんだり、青黒くくすんだりします。
まずは自分の肌の状態をしっかりと理解することが大事です。
透明感のある肌を目指すスキンケア方法
少しでもきれいな肌に近づくには、日頃のスキンケアが重要です。
早めのタイミングからコツコツ続けるのがおすすめですが、くすみ
(※)が出やすい30代や40代になったから遅いというわけではありません。
すぐに効果が現れるものではありませんが、数年後の自分の肌のためにケアをしていきましょう!
(※)乾燥による
メイク後のクレンジングオフは必須
短時間でもメイクを乗せた肌は、必ず就寝前にクレンジング剤でメイクオフをしましょう。
その際ゴシゴシと擦るのではなく、なでるように優しく汚れを落とすことがポイントです。
メイク用品によってはぬるま湯で落とせるものもあるので、クレンジングを使いたくない方はメイク用品から変えていくのもおすすめ。
泡洗顔で汚れを落とす
洗顔料を適量手にとり泡立ててから顔に乗せるのも重要です。
泡立てネットを使うとすぐにモコモコの濃密な泡が作れるので、泡立てるのが面倒な方はぜひ使ってみてください。
泡立てないタイプの洗顔料の場合は清潔な手のひらでバームを温め、溶かしてからオイルクレンジングのように使うのが一般的。
生え際やフェイスラインの洗い残しもすすぎ残しもないよう、丁寧かつスピーディーに行うようにしましょう!
クレンジングも洗顔もこれ1本!おすすめアイテム
「
ピュアクル ラクアワ クレンジング フォーム」は、肌に塗ると自然に泡立つ、クレンジングフォーム。炭
(※1)が配合されている濃密泡が、メイク汚れや余分な皮脂、古い角質をしっかり落としてくれます。
炭の吸着性を高める天然クレイ(カオリン)を配合
(※1)することで、高い洗浄力なのも魅力!
植物由来成分配合
(※2)で、洗い上がりの肌を整えてくれます。
鉱物油、アルコール、パラベン、合成香料が無添加なのもうれしいポイント!
肌に優しく、メイク汚れや皮脂汚れをしっかり落としたいという方におすすめです。
(※1)吸着成分
(※2)アーチチョーク葉エキス、サボンソウ葉エキス、ノイバラ果実エキス、ブドウ葉エキス(いずれも保湿、収れん剤)
化粧水と乳液のダブルスキンケア
洗顔後はすぐに化粧水をつけて水分とうるおいを与えましょう。
美容液が馴染みやすくなるので一石二鳥なアイテムです。
化粧水と美容液でうるおいを与えたら、乳液でパックします。
それぞれ役割が異なり、どれか1つではなくどちらも行うことで効果を発揮しやすくなります。
皮膚は水分と油分のバランスが大切なため、洗顔から化粧水、乳液までは一貫して行いましょう。
保湿する役割を果たすのは乳液だけでなく、クリームもあります。
濃厚なテクスチャのクリームは、乾燥しやすい時期や寝ながらパックとして使いたい方におすすめ。
外出時のUVカット対策は万全に行う
紫外線から肌を守る日焼け止めクリームは、時期に関わらずつけるのがおすすめです。
きれいな肌に近づくには、日焼け止めクリームやUVカット機能付きの下地を塗るのを意識しましょう。
夏の日差しが気になる時期だけでなく、一年中降り注ぐ紫外線への対策は通年行うのが重要です。
日焼けはその日中に徹底ケア
日中外に出かけると汗で日焼け止めクリームが落ちてしまったり、日焼け止めの塗り忘れで強い紫外線を浴びてしまったりすることもあるはずです。
そこで日焼けをしたらできるだけ早くケアをしましょう。
普段のデイリースキンケアにプラスして集中ケアできる美容液や、フェイスマスクでクールダウンも兼ねてうるおい補給をするのがおすすめ。
もちろん紫外線によるダメージは季節問わず受けているので、毎日のスキンケアは欠かせません。
透明感のある肌に近づく生活習慣
スキンケアとしてのアプローチだけでなく、日々の生活習慣を意識することも重要です。
肌と生活習慣は密接に関わっているので、ぜひチェックしてみてください。
バランスのとれた食生活を意識
きれいな肌に近づくためには、バランスの取れた食生活を意識してみましょう。
食生活の影響で、過剰に皮脂分泌されることがあります。
脂質や糖質、塩分をとりすぎると脂性肌に傾きかねないので注意が必要。
普段から偏った食生活を送っている方は、ぜひ見直してみてください。
積極的に摂りたい成分はビタミンやたんぱく質、食物繊維です。
柑橘系のフルーツにはビタミンC。レバーや鶏ささみ、豆類、牛乳、バナナなどにはビタミンAやビタミンB2、ビタミンB6などが豊富に含まれています。
赤身肉には多くのタンパク質が入っている一方、部位や調理方法によっては脂質も多く含まれている場合もあるため、できるだけ脂質の少ないように意識することもポイント。
そして「どれか」ではなく「どれも」満遍なくとることが重要です。
食事だけでまかないきれない栄養素はサプリメントで補給するのもおすすめ。
1日1.5〜2Lの水分は摂取する
1日に必要な水の量は食事を除いて1.5〜2Lが目安です。
1日の中で少しずつ摂取しましょう。夏は喉が乾きやすくこまめに飲む方も多いと思いますが、季節問わず喉が渇く前に積極的に飲むのがおすすめ。
朝起床時は、常温もしくは白湯を目覚めの1杯として習慣化するといいでしょう。
適度な運動をする
運動で体が活発になりやすくなります。
有酸素運動ができるスポーツやジョギングがおすすめですが、まとまった時間が取れなくても、普段の生活を少し見直すことでこまめな運動を取り入れることができます。
例えば階段を意識して使ってみたり、1駅分歩いてみたり、最寄りではなく少し離れたスーパーやデパートで買い物したりとさまざまです。
入浴もおすすめ
シャワーだけでなく湯船に浸かることで体を温める効果が期待できます。
40度前後のお湯に10〜15分ほど入浴するのがおすすめで、熱すぎたり長時間の入浴は乾燥の原因になることもあるので注意が必要です。
入浴剤やバスソルトなどを使えば、バスタイムの時間を有意義に過ごせます。
睡眠時間と質を高める
睡眠は、肌の調子を整える役割も果たしてくれます。
量はもちろんですが短時間でも質のいい睡眠をとるために、太陽光を浴びたり運動や入浴をして汗を流したりするのがおすすめです。
また寝る前にスマホをいじってしまう方もいるかと思いますが、画面から出るブルーライトは質のいい睡眠を妨げてしまう要因の1つです。
就寝前はできるだけ電子機器の操作は避けましょう。
メイクで透明感のある肌に見せる方法
続いてはメイクアップできれいな肌にみせるテクニックについてご紹介していきます。
ポイントは下地とファンデーションの選び方です!
透明感のある肌に近づくならパープルの下地
化粧下地のカラーバリエーションはさまざまで、イエベかブルベかによっても異なります。
中でもきれいな肌にみせたいなら顔全体のくすみ
(※1)を目立ちにくくしてくれる
(※2)パープル系がベターです。
またパープル系からブルーを取り除いたピンク系の下地もおすすめ。自然な印象を与えてくれます。
(※1)乾燥による
(※2)メークアップ効果による
ファンデーションは薄くパウダーはフワッと
ファンデーションを薄くまんべんなく塗り広げたら、仕上げのフェイスパウダーを乗せていきます。
明るく見せようと明るい色のファンデーションを厚塗りすると、素肌感のない不自然なメイクになってしまいます。
フワッと乗せるのがポイントなので、柔らかい毛質の大きなブラシを使うといいでしょう。
チークの塗り過ぎはNG
かわいい印象を与えてくれるチークですが、頬だけ浮き立ってしまうほど乗せるのはきれいな肌感からは遠ざかってしまいます。
つや感を演出するパールが配合され、色の主張が少ない淡めの色を選ぶのがベターです。
透明感のある肌に近づく習慣を身につけよう
今回は透明感のある肌の定義や見せ方、普段から意識したい生活習慣などをご紹介しました。
メイクをしなくても透明感のある肌に近づくには、毎日のスキンケアやライフスタイルを見直して改善できるところから直していくのがおすすめ。
ぜひ参考にしてみてください。
執筆・監修者
大人肌研究所 研究員 城戸
当記事は、大人肌研究所の研究員の嶋野が執筆と監修をしています。
大人肌研究所のお肌悩み研究では、大人の肌悩みに関する基礎知識やスキンケアの方法をご紹介しています。
大人の肌悩みを改善するためのケア商品も販売しています。
運営元
株式会社ウィルミナ