メイクは1日何時間つけている?
メイクは日常的に行っているのであまり意識したことがない方も多いかもしれませんが、実は1日につけている時間は10時間以上が平均。
残業や仕事帰りの飲み会がある日は、16時間〜18時間、つまりほぼ1日中つけっぱなしということもあります。
化粧直しはする?何分かける?
1日のほとんどの時間化粧品が付着している状況の場合、お昼や夕方になるとメイクが崩れてきてしまうことも多いはずです。
そこで必要になるのは化粧直し。
時間をかけられる場合はメイクを落としてベースから作るのが理想ですが、5〜10分ほどしかない場合や、化粧室の洗面台を使用できない場合も多いはずです。
そんな時はファンデーションを上塗りしたり、マスカラやアイシャドウなどを調整したりする程度が化粧直しの限度になってしまいます。
何時間もメイクをつけている方の対策
長時間メイクをしなくてはいけない職種や環境にいる方の場合、今すぐ実行できる対応策は肌への負担が少ないスキンケア商品を選ぶことと、極力メイクの時間を減らすことの2点。
自然由来やゴシゴシ洗わなくてもオフしやすいメイクアップ商品を選ぶのが1つ目のポイントです。
メイクの時間を減らす方法としては、外出時以外はできるだけすっぴんでいる時間を設けるのが重要。
就寝前にメイクを落とすのはもちろん、在宅勤務の日や仕事がない時は肌を労わる1日として、極力メイクをしないのがベターです。
メイク落としは何時間後までに行うのが理想?
メイクは付けてから6~7時間で過酸化脂質に変化するといわれているため、それまでにメイクを落とすのが理想的です。
遅くとも12時間後までにはメイクを落とし、すっぴんの時間を長く設けることが重要。
一方でメイクを落とした後のスキンケアまでの時間もポイントです。
メイク落としは入浴前と入浴中どちらがベスト?
入浴中にメイクを落としている方が多いかと思いますが、体や髪の毛を洗う前に洗顔をしている方も多いはず。
しかし、浴室から出た後に化粧水や乳液をつけるパターンが一般的なので、タイミングとしては肌が無防備な状態が短くなるようお風呂から上がる直前がベスト。
メイク落としからスキンケアまでの時間をできるだけ短くできるよう意識しておくのが、乾燥肌を防ぐために重要なポイントです。
保湿力の高いクレンジングを使うのがおすすめ
メイク落としは摩擦を防ぐために、およそ1分の短時間で素早く落とせるクレンジング剤を使うのが理想です。
摩擦が多いと肌へのダメージが増えて、乾燥や外的ストレスを受けやすくなり、結果的にシミやシワの原因になります。
そこでおすすめなのが
「ピュアクル ラクアワ クレンジング フォーム」です。
肌に乗せてクルクル回すと濃密な泡が自然と出てきて、吸着作用に優れた炭が古い角質や汚れをしっかり落とします。
摩擦をかけずに優しくオフできて、余分な皮脂を洗い流してくれます。
ダブル洗顔は不要なので、肌への負担を最小限に抑えることができるのも魅力です。
新感覚の”自己発泡クレンジング”をぜひ試してみてください。
24時間メイクしたままは危険
疲労のあまり、メイクをしたまま寝てしまったという経験をした方は少なくないはず。
長時間メイクをしたままにすると、メイクの成分が皮脂と混ざり合い「過酸化脂質」という物質に変化します。
この過酸化物質が肌に長時間乗っていると、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
また24時間以上放置してしまった場合、肌質によっては吹き出物が現れたりかゆみを感じたりしてしまうケースもあります。
少なくとも日をまたいでメイクを落とさずにいるのは、肌への負担が大きいので、リセットしておくのが重要です。
化粧はどのくらいもつ?
先述のとおり、メイクをしてから6〜7時間ほどで過酸化脂質に変化するといわれています。
例えば朝7時にメイクすると、お昼過ぎには肌の上で変化が起きているのです。
夕方ごろになるとベースがよれていたり、メイクが崩れていたりしてしまう原因も過酸化脂質が影響しています。
何時間もメイクをした日は保湿が重要
長時間メイクをした日は洗顔後、徹底的な保湿ケアが必要不可欠です。
しかし単に塗れば良いというものではなく、美容成分が十分に配合されていて肌の角質層まで浸透しやすいかどうかも重要。
そこでおすすめのアイテムが「クロノレスト エクソルセラム」です。
「クロノレスト エクソルセラム」は、エイジングケア(※1)ができる美容液。
鉱物油・パラベン・アルコール・香料が含まれていない肌に配慮した設計になっているのが嬉しいポイント。
ナイアシンアミドを(※)配合していて、肌にうるおいを与え乾燥しにくい状態へと整えます。
普段のスキンケアにプラスして年齢肌をケアしたい方におすすめです。
(※1)年齢に応じたケア
(※2)保湿成分
目元や口元は集中美容液でケア
皮脂が出にくい目元や口周りなどは乾燥しやすく、年齢が現れやすい箇所です。
そこで試してほしいのが、集中ケアができる部分用美容液
「I・B・Oハトムギ配合リッチエッセンス」。
北海道産のハトムギ由来エキスやパルミチン酸レチノール、プラセンタエキス、杏仁オイル(パーシック油)(いずれも保湿成分)を配合したアイテムで、角質層までうるおいを届けてくれます。
何時間もメイクをつけた際は肌への負担がかかっているケースが多いので、ぜひ集中的にアプローチしてみてください。
詳しくはこちら
メイクを何時間もキープするために必要なメイクテク
ここからはメイクを長時間付ける方が覚えておくべき、メイク崩れを防ぐコツをご紹介していきます。
ベースメイクが非常に重要で、下地の仕込みが上手か下手かで1日のメイクのノリが変わってきます。
ベースメイクは薄塗りを意識する
下地を徹底的に固めようとしてどんどん厚塗りをしてしまう方も多いはず。
しかし崩れないメイクを作るためには、ベースメイクを極力薄く仕上げるのがおすすめです。
目元のクマや気になる部分だけ集中的にコンシーラーでカバーして、それ以外の部分はBBクリーム1本で完結させると肌への負担が少なく済みます。
スキンケア後すぐのメイクはNG
肌が湿っている状態でメイクをするのはおすすめできません。
化粧水や乳液で肌を整えた直後は肌が濡れていて、そのままベースを塗っても肌につきにくく、すぐに浮いてきてしまうためです。
メイク崩れを長時間防ぐためには、メイクの時間に余裕を持って起床するのがベター。
パウダーはファンデーションが馴染んでから付ける
化粧直しに欠かせないパウダリーファンデーションは、メイクしてすぐに付けるのではなく、時間をおいてからつけるのが重要。
その理由はクリームやファンデーションが肌に馴染む前に重ねるとパウダーがよれてしまうためです。
そのため10分程度は時間を置き、ファンデーションの余分な油分をオフしてから粉を乗せると肌にフィットしやすくなります。
皮脂を取りすぎると余計にテカる
特に夏場になると皮脂が過剰に分泌されてしまい、あぶらとり紙や皮脂吸着成分が配合されているウェットシートなどで汗を抑えている方は多いはず。
しかし実は皮脂のとり過ぎは逆効果です。
皮脂は乾燥を防ぐために分泌されているので、取れば取るほど肌は皮脂が不足していると感じてしまい、より脂浮きが目立ってしまいます。
汗が気になった際は軽くティッシュでオフするようにしましょう。
また洗顔方法も工夫が必要で、朝から念入りに洗顔料で洗い流そうとすると皮脂をとり過ぎてしまいます。
基本的には水洗顔で十分なので、よほど皮脂が分泌する時期でなければぬるま湯で汚れを洗い流すくらいに留めておくのがおすすめです。
メイクが崩れたときの直し方
どんなにベースを頑張って作っても肌質や時期、マスク生活の環境下では何時間もきれいな状態を保つのは難しいです。
そこでメイクのお直し方法を紹介していきます。
メイク崩れの箇所に化粧水をつける
メイクが崩れているとファンデーションを乗せてカバーしたくなりますが、まずはオフするのが重要です。
ティッシュやコットン、細かい部分には綿棒を使い直した部分に化粧水を馴染ませていきます。
そうすることでこの後のオフが楽になります。
ティッシュでメイク崩れをオフする
化粧水をつけたら乾いたティッシュでメイクや皮脂をオフします。
ゴシゴシと擦ると肌に摩擦が起きてしまうので、ポンポンと押し当てて吸水するようなイメージで取り除いていきましょう。
パウダーファンデーションをのせる
仕上げにファンデーションを乗せていきます。
化粧水でメイクを落としたところにパウダーファンデーションを軽く押さえるようにつけていきます。
ここでも厚塗りはNGで、他の部分との差を目立たなくするために軽く乗せていくのが重要です。
メイクは長時間つけずしっかりとオフすることが大切
今回はメイクを何時間付けているかについてや、メイクをつけたままにしておくことのリスク、崩れずにキープさせるためのメイクテクなどをご紹介しました。
仕事や外出時にメイクを付けるのは避けられないかと思いますが、できるだけスッピンでいるように意識したり、念入りにスキンケアを行ったりすることは割とすぐに行動に移せることです。
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執筆・監修者
大人肌研究所 研究員 高澤
当記事は、大人肌研究所の研究員の嶋野が執筆と監修をしています。
大人肌研究所のお肌悩み研究では、大人の肌悩みに関する基礎知識やスキンケアの方法をご紹介しています。
大人の肌悩みを改善するためのケア商品も販売しています。
運営元
株式会社ウィルミナ